1.Civil 3Dって、どんなソフト

2021/06/29

AutoCADユーザーの方へ


AutoCAD LTやとAutoCADを使っている方は、

 Civil 3Dってなあに?   

 何が違うの?

と疑問におもうと思います。

AutoCAD LT、AutoCADと比較しながら違いを説明します。

 

Civil 3Dは、AutoCADをベースに作成されたソフトで、AutoCADの最上位ソフトです。

AutoCAD LTは、2次元の作図を行うのに対し、AutoCADは、2次元、3次元のモデリングを行うことが出来ます。Civil 3Dには、AutoCAD LT(2D)、AutoCAD(2D+3D)機能に加え、土木設計機能が追加されています。

※土木設計機能:クロソイド線形や地形サーフェスの作成、縦横断図作成、土量計算など

 



Civil 3Dは、AutoCADをベースに作成されているので、インターフェースは、AutoCADと同じです。AutoCADユーザー方は、抵抗なく使うことが出来ると思います。

Civil 3Dには、沢山の機能がありますね。どうやって使うの?と思ったら、こちらの記事をご覧くださいね。Civil 3Dの[ワークスペース]について紹介しています。

 

 

3つのソフトで作成したモデルを比べてみると、下のようなイメージになると思いますす。AutoCAD LTで作成した場合は、図面を紙に出力したような平面だけの図面です。線で描かれていた建物がの3次元の立体になるのは、AutoCADです。更に、Civil 3Dでは、航空測量などのデータを利用して、リアルに地形を再現したうえに、道路などの土木構造物を設計します。Civil 3Dは、正確な位置情報を持った3Dモデルで、地形を一部切り取って再現したようなイメージです。

  

 


正しい位置情報を持った地形の上に、3次元でリアルに設計していくので、断面を切って計算しながら算出していた部材の位置なども簡単に算出することが出来るようになります。そして、3次元作成したモデルは、なんといってもわかりやすいです。








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